教育内容
IKS札幌インターナショナルスクール全体の共通目標
「生きるための知識・技術・知恵を身につける」
IKS札幌インターナショナルスクールは、教育学、大脳生理学(脳科学)の原理に基づいた知的環境優位の教育です。IKS札幌インターナショナル幼稚舎で育った子どもたちを引き続き教育する「幼少一貫教育」を提供することで、脳が形成・成熟される最も適した時期に、知的感覚、基礎能力を育てる教育を提供します。
グローバル化やICT(情報通信技術)の急速な進歩が進む社会で、将来あらゆる分野で活躍できるような総合力を身につけるための教育を行います。例えば理科や社会、英語や道徳など学問分野の境界を越え、幅広い視点から物事に取り組めるような多角的な思考を育成します。
知能開発
学力の土台となる思考力・集中力・イメージ力を養う
●イメージトレーニング・感性訓練
●記憶・集中力訓練
●速読・速聴訓練
●計算・速算訓練
●図形遊び
●聴解力訓練
●ビッツ(フラッシュカード)
●学習ソング
◎社会科ソング・理科ソングなどの学習ソングを取り入れ、歌詞として難しい地名や言葉を長期記憶につなげます。
◎知育パズルや図形などの取り組みを行い、多角的な問題解決思考力を養います。
◎ビッツ(フラッシュカード)で記憶力や知識量を強化します。
日本語
正しい日本語で自己表現をする
●漢字・語彙・文法
●読解
●作文トレーニング
●ディベート
●書道(6年生では自己表現)
●漢字検定
英 語
ネイティブの先生による英会話と、中3までの英文法を習得
●English lessons within the school are taught as conversation classes and glammar classes.
(スクールでの英語教育では、英会話と英文法について教えます。)
●The main English lessons at school are taught by native English speaking teachers.
(英会話の授業は、ネイティブの先生によって会話が基本英語で行われます。)
●The grammar classes are taught in Japanese by a bilingual Japanese teacher.
(英文法の授業は、バイリンガルの日本人の先生によって行われます。)
●The conversation classes focus on the students personalizing English, phonics, reading comprehension and fluency.
(英会話授業では、自分に関する英語表現やフォニックス(英語を”音”で理解する勉強法)、読解力を身につけ、より自然に英語表現ができることを目指します。)
算 数
速く・きれいに・正確に
●代数~四則計算・数的処理
計算を速く正確にこなすことができる。
●幾何~平面・空間図形
3次元的思考ができる。
●思考力養成問題
段取り力を身につける。
◎「速く・きれいに・正確に」3拍子揃った計算トレーニングを日常的に行います。
「わかる!」⇒「できる!」までの徹底指導
指導経験豊富な教師が「わかった!」を生み出す魂の指導をします。少人数制を活かした授業中の細かい声掛けと、授業外での個別指導も徹底しています。
そして、最も大切にしていることは「わかる」で終わらせず「できる!」までの徹底指導です。こまめに単元テストを行い、理解不足なら「できるまで」追試をします。
勉強を通じて何事も「最後までやり切る」という、生きていく上で大切な姿勢を養います。
社 会
現在の社会は情報を取捨選択し、より良い世の中をつくろうとする意識や能力が求められます。そのため、教科書や日常生活における社会的な出来事や情報を「自分に関わる」と捉え、話し合いに重点を置いた授業に取り組んでいます。
習得すべき知識と内容を生徒それぞれが意識して取り組むことで、社会科で身に付けるべき力や社会的できごとを「自分に関わること」と捉えられるよう目指しています。
●低学年…社会科ソングやビッツを使って、日本や世界の地理や習慣など、楽しみながら活きた知識につなげます。
(写真)2年生の授業風景。社会科ソングをみんなで歌っているところです。
●中学年…自分の住んでいる札幌市や北海道について色々な角度から見ながら、見学や実習もたくさん行います。
(写真)3年生が自分の街、札幌市について学ぶ様子。
●高学年…歴史・地理・公民を多くのエピソードとともに学習し、中学入試にも対応できるような多彩な知識を身につけます。
(写真)5・6年生の裁判所見学での、模擬裁判の様子。ルールを守る事の大切さも学びます。
社会科見学の様子
理 科
1年生から総合的に「理科」を学ぶ
●低学年
◎生き物を飼育し、野菜や花を育て、近くの公園へ環境観察に行き、季節感を体験します。
◎博物館やサケ科学館を訪問して学習したり、磁石や電球の実験で仕組みを体感します。
◎理科ソングやビッツで難しい言葉などを長期記憶につなげます。
◎プレゼンテーションを通じ、調べ学習の成果や自分の考えを発表します。
●高学年
◎物理・化学・生物・地学分野でそれぞれ専門知識を正しく学び、実際の現象と結びつけて考えられるような指導を行います。
音 楽
プロの専門講師による本格授業
●合唱・器楽・楽典・音楽鑑賞・ソルフェージュ
◎絶対音感の定着を目指し、豊かな音楽表現ができるよう指導します。
◎基礎的な楽典について、正しい知識を身につけます。
選択音楽
●ピアノ・バイオリン・声楽
スクール生全員が、ピアノ・バイオリン・声楽のいずれかを選択し、毎週専門の先生のもとで個別レッスンを行います。2月には全員が音楽発表会に出演し、1年の成果を発表します。
▲ピアノ
▲バイオリン
▲声楽
芸 術
●絵画・彫刻・デザイン・工作
絵画・彫刻・デザイン・工作などバランスが取れたカリキュラムの中で、各分野についてより専門的な指導を行います。
▲デッサン素描
▲オリジナル名刺のデザイン
▲1年生「友達を描こう」
体 育
専門コーチによる体操プログラム
●陸上競技・水泳・スキー・球技・器械体操
◎設備が充実した広い外部施設を利用し、楽しくのびのびと本格的に、各種スポーツを学びます。
◎体操に特化した専門コーチによる指導で、難度の高い跳び箱演技やトランポリンを習得します。
●保健的内容
健康管理に興味関心を持ち、自分の体の仕組みに関して正しい知識を持つ。
家庭科
衣食住に関する体験を通して家庭生活への関心を高める。日常生活に必要な基礎的な知識を身につけ、知恵を用い、家族の一員として生活する態度を養う。
道 徳
生命を大切にする心を育てる。他人を思いやる心を育てる。善悪の判断を身につけ実践する。集団生活のルールを学ぶ。感謝する心を育む。
プログラミング
プログラミング教育の必要性
昨今の急激なIT社会化により、私たちの生活や社会は数年前と比べて格段に便利になりました。例えばスマートフォン、AIロボット、インターネットショッピング、オンラインゲーム、SNSなど、私たちの生活はIT環境無くしては成り立たないと言っても良いほどです。しかも日本のIT技術はまだまだこれから伸びると考えられており、そうすると優れたIT技術者(エンジニア)不足が深刻化してくると考えられています。(2030年で約79万人のエンジニア不足になると予測されています。)
そこで、IKSでは幼稚舎・スクール共にプログラミング的思考力を身につける教育も重要視しています。子どもの頃からIT環境に触れたり、学ぶことで、子どもたちが将来に向けて新しい可能性を見出し、未来へのグローバルな選択肢を増やすことができるような教育を取り入れています。
論理的思考力を身につける
スクールでは、幼稚舎で培ってきたプログラミング的思考(様々な教材を使用した、繰り返し思考や順次思考、平行・回転・対称移動を頭の中でイメージする力)を活かし、実際にタブレットやパソコンを使用したプログラミングを実践しています。
一例として、タブレットアプリ「viscuit」を使用し、「春の世界を作ろう」というテーマで、オブジェクトを変化させるようなアニメーションをプログラミングします。
○つくしを成長させる
○芽が蕾になり、花が咲き、花が散る(順次処理)
○花びらがひらひらと舞う(回転・平行移動)
○チョウを飛ばす(平行移動) など
基本的な操作の仕方を伝えると、子どもたちにはどんどんオリジナルの発想が溢れて来ます。
○木になった実が落ちると転がり、やがて種になる
○種からは芽が出て、再び蕾になる(ループ処理)
○花に花びらが接触すると、花の色が変化する など
これらは全て、授業の中で使い方を覚えた子ども達が自ら「やってみよう」と生み出したアイディアです。教えている教師もその発想力に、何度も驚かされました!
その他、タブレットで命令をプログラミングして、実際にロボットを動かす「embot」や、パソコンで命令を組み立てる「プログラミン」、タブレットの他のプログラミングアプリなど、これからのエンジニア時代に向けて羽ばたける子ども達を育てる取り組みを行っております。
(詳しい取り組み内容に関しては、幼稚舎またはスクールまでお問い合わせください)