IKS札幌インターナショナルスクール

キャリア教育、特別活動

【NEW】キャリア教育レポート「今日から手洗い上手になりましょう」

11月17日(木)の午後、3年生の服部栞奈さんのお母様である服部容子先生をお迎えし、「今日から手洗い上手になりましょう」というテーマで大学の模擬授業(キャリア教育)が行われました。

これまでは服部先生が教鞭を執っている天使大学を訪問させていただいていましたが、今回は幼稚舎ホールにての模擬授業と実習という形で行われました。当日は同じく3年生の大野正翔君のお母様もサポートしてくださいました。

この日の昼食は、3年生から「お母さん方と一緒に給食を食べたい!」というリクエストがあり、ホールで会食の時を持ち、子ども達はとても喜んでいました。
講義は手洗いについてクイズを交えながら進められ、「こんな時も手洗いをするのか・・・」「していなかったな・・・」という声が多く上がっていました。

講義後は、グリッターバグという装置を使っての手洗いの実習が行われ、手洗いがどれだけ十分にできているか、そして、手洗いの重要性を学ぶことが出来ました。

グリッターバグという装置を使うと、汚れが残っている部分がライトに照らされて白く光ります。

子ども達は、白く光る自分の指先を見て何度も手洗いを行っていました。最後にプリントワークで、自分の掌のどこが汚れが落ちにくい場所なのかを確認しました。

インフルエンザや風邪が流行するこの季節にあたり、とてもタイムリーな講義と実習でした。

次の日、スクールの手洗い場では、いつもより時間をかけて入念に手洗いを行うスクール生達の姿が見受けられました。この調子で今年度はインフルエンザなどの感染者ゼロを目指したいところです。

服部先生、大野先生、お忙しいところ、模擬授業と実習のためにスクールにお越しくださり、ありがとうございました。

文部科学省は、「小学校キャリア教育の手引き」(2022年3月)の中で、「キャリア教育は、生活基盤である地域や周囲の大人、社会や産業等との関わり無しには考えることはできない。児童は、家庭や地域での人間関係や生活体験を通して、社会性を身に付け,生き方の基礎を培っていくのである」と述べています。

また、昨今では地域が学校教育に参画し、協働して子ども達を育んでいく「コミュニティ・スクール」という概念があり、推進されていますが、IKSスクールでは、これからも保護者の皆様のご協力の下、学校・家庭・地域との連携・協働によりキャリア教育を展開していきたいと考えております。